学生の頃は、特別に新年なんてそれほどありがたいものだとは思わずに
いたけれど、働くようになり、子供もなく、ましてや、この不景気な時
代に、今年もなんとか無事に年を越せたのはとてもありがたいことだと
思うようになりました。
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2009年は、てるさんがいなくなってしまうという、ほんとうにほんと
うに大きな出来事があって、それ以来、自分自身がふわふわとしている
ような、ただただ、やらなければいけないことをこなしていくだけの生
活が続いています。
思えば、てるさんは、わたしが具合よくなるのをまっていてくれたのか
な、なんて思うこともありました。ほぼ 1年、まるで冬眠しているよう
な日々をすごして、ようやく社会復帰をしたその年の暮れだものね。
てるさん、わたしの子になってくれてありがとう。うちの子になってく
れて、ほんとうにほんとうにありがとう。
2010年。
毎年、31日の23:58にベランダにでて、オットとてるさんと3人で、港
の汽笛と除夜の鐘と、みなとみらいの花火の光(花火は、他のマンション
に隠れて見えない)で、あけましておめでとう、と新年の挨拶をするのが
恒例行事なのだけど、今年は、てるぽっとちゃんを抱っこしてベランダ
にでました。
そして近所の神社に初詣。
てるさんが亡くなってしまったことを、お知らせしてきました。
てるさんのいないぽっこりと大きくあいた穴は、どうやっても埋められ
ないけれど、オットと手を取り合い、てるさんがいなくなった寂しさを、
時間がいやしてくれる日がくるのを待っています。
今年は、小さい目標はいくつかありますが、
みな健康で、幸せに笑って暮らせますように。
みなさま、
昨年は大変おせわになりました。
今年も、なにとぞよろしくお願いします。
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