6.25.2012

責任の所在

某大手レンタルサーバやさんの大規模障害。
5700件の契約者データをふっとばしちゃったのね。

管理ブログラムのバグらしいけれど、プログラムでデータをざっくり消し
ちゃうってのはどう考えても危険なのに、そのまま仕込んでいたんだよね。

万が一、想定外の動きをしても、二重三重の保険をかけて、動かすものだ
と思うのだけど。
わたしはプログラマじゃないから細かいことはわからないけれど、それで
も、道理は考えればわかる。

心配なのは、これを作った人が首吊ったりしなきゃいいなぁと。
これでいいですよ、といった管理者の責任なんだから、 おれのせいじゃ
ないとぶん投げればいいんだからさ。
  
今の会社にいて思うのは、責任感ってなに?ってこと。
プログラムをかいた人たちの責任は無いわけじゃないけれど、複数人で
確認して、念には念を入れるのが基本なのに、そゆところを放り投げて
るというか遠慮してる?のか。

どうやってフォローできるかの手段を考えるのが、責任とかそういう話
だと思うのです。

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補足(6/26)
誰もみていない、こんなweblogと思いつつも、やっぱり補足しておく。
bugのないプログラムなんてのは、作れるわけがないので、
いや、作れるかもしれないけれど、元のプログラムが複雑になればなるほ
ど検証する時間も、検証の手段も複雑にしないと発見できない。
この場合は、自分たちで使うものだから有る程度想定はできるけれど、
人に出すプログラムなんて、どんな形で使われるかがわからないので、
bugのないものなんてムリだと思ってる。
bugなんて、致命的なものでさえなければ、あってご愛嬌でしょう?と思う
です。
#モノを作れないわたしからしてみれば、
#作れる人ってただただ尊敬なんですよ。

じゃー、何にたいして念を入れよ、といってるのかといえばbugがわかっ
たときに戻せる状態にすること。これが一番簡単だし、諸々コストもかか
らない。バックアップをとれないものならば、戻す時の段取りを考えてお
けばいいと思うのですよ。
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先週金曜夜に、とある事象を確認したので「こういう事がおきてるけど、
トラブルの可能性はないですか?」と技術部の部長に伝えたら、
「担当は○○さんです。月曜日に言っておきます!(キリッ」だってさ。

ほーんと、笑っちゃうけど、笑えない。
例え100円でもお金をもらっているサービスなら、もちろん、無料だとし
ても、最低限の努力はしようよ。

これは仕様ですってのはいいよ。
勘弁してね、そういうつもりで使ってね、と言えばいいんだから。
でも、使えないってのはまぢでなし。

なんかさ、いろいろと想像できるというか、こういうことが続くとこう
なるよね、みたいな絵が思い浮かぶわけですね。

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