7.19.2011

映画

近所のTSUTAYAでは、映画レンタル5枚1000円キャンペーンをやって
いて、2枚借りても800円くらいなので、それもなんだか変な感じで、
特に予定がなければTSUTAYAの戦略にまんまとはまっているのでした。


[ハリーポッターと死の秘宝 PART1]

これは、ハリーシリーズで唯一、映画館に行かなかった作品。
すっかり大人になったハーマイオニーはとても美しい。
毎回思うが、説明不足な感は否めず(原作を読んでいるのを前提としてい
るので、とくに問題もないはずだが)。

貝殻の家のシーンが無かったが、アレでいいんだろうか…。

死の秘宝にについて、原作を読んでいないオットは「7つ?6つ?あと
3つ?」と言っていて、wikipediaを見てから「あれとそれとこれ」なの
で、残りは3つ、みたいな会話をした。
だって、ネタバレになっちゃったら申し訳ないし。

[羅生門]
世界の黒澤明監督
1950年。

古い作品をみたことがなかったので、しばらく黒澤まつりをすることに。

七人の侍は貸出し中だったので、羅生門を選択。
というのも、先日見た「閉ざされた森」のメイキングで
「羅生門に似ていると言われたが…云々」というのがあり、それでふた
りしてひっかかっていたのだ。

若い三船敏郎は、なんて魅力的なんだろう。
モノクロの映画だということを忘れそうなくらいに、光と陰が美しい。

wikipediaによると、
武士を演じた森雅之は有島武郎の息子。
多襄丸につけた縄を持つ加東大介の姉は沢村貞子、だそうです。

 
[告白]
担任をするクラスの生徒に、娘を殺された先生の話。
という前知識しか無く、兄が「面白いよ」と言っていたので、いずれみ
たいと思っていた作品。 なので原作は未読。

作品とは関係ないんだけど、今の子供ってデフォルトあんななの?
いくらかデフォルメしているとはいえ、学級崩壊ってあーゆーこと?
たしかに、わたしが中学生の頃も不良(死語だな)と言われるひとたちは
教室を徘徊していたけれど、学校は社会性を身につける場でもあるのに
大変だなぁ。
オットとの反省会では
「今の時代に子供じゃなくてよかった。」
「子供がいなくてよかった」
ってそれ、映画とは関係ないし^^;

[CUBE]
1998年。カナダの映画。
真賀田四季が昼寝しながら設計するときっとこんな感じ。。
もちろん、凡庸なひとにも理解できるような親切設計バージョンね。


[ベストキッド]
ジェイデンスミス(ウィルスミスの息子ちゃん)と、ジャッキーチェンが
主役のリメイク版。
ジェイデンは、かなりいい。11歳のジェイデンの素直な演技は良い。


映画評論家 前田有一氏は、
映画は時代を映す鏡である。リメイクにあたり日本の空手から中国のカ
ンフーになったのは、興味深いというようなことをおっしゃっていたが、
たしかにそういう時代なのだろう。

試合のシーンで、敵チームの監督がジェイデンの同級生でもある弟子に
「勝たなくてもいい。怪我した足を痛めつけろ」と指示をだす。
弟子は仕方なくいわれたとおりにし、反則負けになる。

というのを見ていて、どこかできいた話だと思って考えた。
そういえば、少林サッカーでもあったっけ。
あれは自分チームはドーピングして、相手(主役)チームは身体的に攻撃
をくわえ、退場者続出にして試合に勝とうだっけ?

えーと、
こういう設定って、もう日本やアメリカの映画ではほぼ絶滅したよね?

たしかに昔のアニメーションとかそういうのではあったような気がする。

最近みた映画で唯一思い出したのは、ハリーポッターでのクディッチの
試合。ドラコがあれこれと仕掛ける訳だが、スネイプはスリザリンに贔
屓はしても、アンフェアにやれとは言わない。

スポーツではサッカーワールドカップやスケート、菓子職人の大会、は
てはフランスでのジャパンエクスポなどなど、フェアな精神にはほど遠
い悪行をみて、どちらが映画みたいなフィクションの世界なんだか、
わからなくなってくる。やっぱり、鎖国していてほしい国だな。

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