1.08.2012

鎌倉詣

いつもは一月下旬をすぎてから来ているのに、今年は気が向いてこんな
に早くにきたら、道はえらい渋滞していました。
もう少し空いていると思っていたのに、失敗した。


瘡守稲荷では御利益のある石で、リモートリモートとあちこちをぐるぐ
るとまでまわし、オットのてっぺんもこれ以上きませんようにと、ぐる
ぐるとなでてきました(笑

珍しくご住職がいらして、鬼子母神の説明をしてくださったのですが、
「鬼子母神はみなのお母さんなんです。だからなんでも言うことを
きいてくれる。
でも、例えば試験で50人しか受からないのに、100人試験を受けに
来たら50人は不合格にしないといけない。それは鬼子母神でもムリ
なんです」
とかなんとか、なんとも分かりやすい説明をされていました。
時節柄、そういう方も多いのかと思いますが。

瘡守稲荷は不思議なところで、修業をされているわけではなさそうな、
どうみても普通のひとたちが常駐して、お茶とお茶菓子をだしてくだ
さって、お参りにくるひとの話をきいてくれます。
別にありがたい話をしてくれるわけでもなく、茶飲み話なんだけど、
それでも救われるひとたちも多いのでしょうね。

そしてすっかり日も暮れた八幡宮にご挨拶。
大銀杏は切り株になってもまだ枝を伸ばしています。
わたしは見ることはできないけれど、いつかまた、たまくすのように、
大きな木に育ってくれることを祈っています。

八幡宮で何年かぶりにひいたおみくじは中吉でした。

雲はみな
嶺の嵐に払はせて
さやけく月の
すみのぼるかな

制動浮沈は世の常で変わらずに照るのは高嶺の月である。
理想を高く遠くいただきなさい。
自らをまつわり来る煩いは遠のく。
かかづらっていたなら、幾らでもねばりついて来る。

写真は、八幡宮から若宮大路〜由比ヶ浜方面。

0 件のコメント: