黒澤祭りはまだまだ続きます。
[赤ひげ]
黒澤明監督 1965年(昭和40年)
舞台は小石川養生所。
赤ひげこと、新出去定(にいできょじょう)と、加山雄三氏演じる、長崎
帰りが自慢の新米医師、安本登(やすもとのぼる)が主人公。
赤ひげのひとがらにふれ、紆余曲折あり、医術とはなにかに目覚め立派
な医師を目指すという、ありふれたストーリーなのだけど、
三船氏の圧倒的な存在感。
今の日本に、三船氏に肩を並べられるような、役者はいるのかしら?
杉村春子さんは、杉村春子さんだった。すごいね。このひとも。
約180分。またもや途中で「休憩」の文字が。
まったくだれずに、見せるのは、ほんとにすごいと思う。
今日の言い間違い
「黒ひげ」って、海賊ものじゃん!
[影武者]
黒澤明監督 1980年(昭和55年)
黒澤祭、初のカラー作品。
ふたりして、映画が始まって「あ、カラーだ」って。
武田信玄の影武者の話だったのね!
武田信玄って山梨の人だけど、誰と闘ってるの?とか、すっかり忘れて
いたので、前半は話についていくのが精一杯でした。
仲代達矢氏もかっこえええですなぁ。
この映画は、仲代達矢氏と、クライマックスの織田信長vs諏訪勝頼の戦
のシーン。武田軍の死屍累々の無惨な景色。
これに尽きるかと。
志村喬氏。初めてカラーで見ました。
長いお付き合いですが(ちょっと違う)、ずっとモノカラーだったもんね。
今日の言い間違い(その2)
「落武者」って、ホラー映画か!
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