具合悪し(3)

開院15分前に到着。
今日は院長先生がいらっしゃるので、受付で院長先生をお願いする。

先生は話をきいていて、かなり心配そうな表情になるが、
とりあえず血液検査をしてみると。
首から採血。
体重は、2.5kg。
11/1 には2.7kgあったので、0.2kgも落ちてしまった。
体温は、36.7。猫は38度くらいが普通なのでかなり低い。

結果がでるまで、しばし、待合室で待つ。

結果は最悪。特に、腎臓肝臓の値が著しく悪く、
先生曰く
「こうして大きな声で鳴いたりできるのが不思議なくらいです。」
だそうでした。

結果の一部。(かっこ)内は、参考正常値。
BUN : 136.0 (13.1-29.5)
CRE : 12.7 (0.9-2.1)
GPT : 571 (11-50)
GOT : 290 (8-30)


ほんとうは、家につれて帰って、具合が悪くなるのが怖いので、
半日か1日かけて、点滴してもらってと思っていたのだけど、

先生は、姫さまの性格を考えると入院させることがストレスになるので、
家で一緒に過ごして、今日の夕方と、また明日以降も通ってもらうのが
いいとおっしゃる。

「どうやって看取るかの問題でもあるのです」
いつもは穏やかな先生が、珍しく、強い口調で言いました。

皮下注射。背中から。
60cc*2の水分。ぶっとい注射だった。
肝臓の薬。
吐き気押さえて胃の調子を整える薬。
抗生剤。

さっき、家に戻ってきました。
姫さまは、少し足下がふらついている感じ。
今は、ホットカーペットの上のほこらで香箱を作って座ってます。

夕方は18:00の予約。

口から物を食べる。
水を飲む。
おしっこをする。

当たり前すぎることが、できるようになるのが、大切。
がんばれ。