12.18.2011

映画 [プリンセストヨトミ]

[プリンセストヨトミ]
2011年
鈴木雅之監督

普通に面白いです。

ファンタジーなモノとして、とても面白いと思う。
けど、アサヒくんを描ききれていないのと、鬼の松平さんが「会計鑑
査員として大阪国は認めない」といったけれど、彼が認めなかったか
らといって何か問題があるの?というのが???な感じ。
さらに、王女を拉致されたから立ち上がるって、事情ぐらい確認して
よと総理大臣にいいたい。

とはいえ、見て損はしないと思う。

綾瀬はるかちゃんのすっとぼけた感じがとてもいい。綾瀬さん、可愛
いね。中井貴一さんって、実は悪くない役者さんなのかも。

彼の記憶はふぞろいの林檎たちしかなく、しかも、それすら数回見た
ことがあるレベル…。たまに見ると新鮮だなあ。

さて、
 この映画の肝は、クライマックスの総理大臣と松平の対談、
「なんでこんなにばかげた話を信じているですか」
のくだりにあるのだろうね。
"愛国心" なんて大げさなモノを語るわけではなく、ほんとに当たり前
のことを語る。
正真正銘無償の愛。だから信じられる(はず)。
しかし、舞台が大阪なだけに、ほんとにありそうな話に見えるところ
が油断できないな。

さて、原作を読むかな。

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