12.12.2011

映画 [俺たちに明日はない]

[俺たちに明日はない] Bonnie AND Clyde
1967年

フェイ・ダナウェイ
ウォーレン・ベイティ

舞台は1930年代前半のアメリカ。
ラストシーンのフォードとともに蜂の巣にされる衝撃的な二人の姿しか
ちゃんと記憶になかったわけで。

なんとも、微妙な感覚の作品でした。
ボニーが母に会うシーン。ほこりっぽい暑さが印象的でした。


以下の「評価」は、wikipedia『俺たちに明日はない』からの引用。
ついでに ボニーとクライドの項目も参照されたし。

現場検証の動画がのこっています。

--- 評価 ---
『俺たちに明日はない』は、アメリカン・ニューシネマの先駆けとして、
アメリカ映画史上特別な地位を占める作品である。悲惨な最期を遂げる
犯罪者を主役に据えたこと、銃に撃たれた人間が死ぬ姿をカット処理な
しで撮影したこと(映画中盤でクライドに撃ち殺された銀行員がその最
初の例とされる)、オーラルセックスやインポテンツを示唆するシーン
を含めたことは、1960年代当時としては衝撃的なものだった。特に映
画のラストシーンで87発の銃弾を浴びて絶命するボニーとクライドの姿
(通称「死のバレエ)は、当時の若者の反響や後続の映画製作者に大き
な影響を与えた。
映画公開後もその暴力性やセックス描写で、本作は保守的な評論家から
の非難に晒された。特に当時『ニューヨーク・タイムズ』の批評家だっ
たボズリー・クラウザーの批判は過激で、映画を酷評するレビューを三
回も掲載したという。しかし『ザ・ニューヨーカー』の批評家ポーリン・
ケールや、当時駆け出しの映画評論家だったロジャー・エバートが 映画
を賞賛したことで風向きが変わり、結果1960年代のアメリカ映画を代
表する傑作として認知されるようになった。数ヵ月後にクラウザーは
『ニューヨーク・タイムズ』の批評家を更迭されたが、一説にはこの時
『俺たちに明日はない』を酷評したことが辞任に繋がったとも言われて
いる。

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